Boobie Trapを振り返る旅その5
はい、1日2回目入ります。
もう2回目となるとね、だいぶダレてますよ。
台風が過ぎ去ってくれて、
初めてのワンマンが台風で中止になるかもしれない…((;゚Д゚)ガクガクブルフル
いらない意味で嵐を呼ぶバンドとか本当に迷惑ですから。
ただ、
暑すぎる。
このまま行くと明日灼熱になって俺本当に死ぬよ?
とかなんかいって明日キャンセル出狂ってお客さん2人とかで、
「クーラー弱めて貰えますか?」
みたいなことになるんじゃないかと今から不安で眠れません。
でもこれでまた自称晴れ男のキーチロが、
「ほらみろ!」
みたいに天狗になって、うるさいから皆シカトしたりするんだろうな。
あ、そういえば太陽系から冥王星が無くなるとか無くならないとかって知ってまし…
もう前置きとかいいですか?そうですか。
■2009年
・キーチロスタッフ就任
・Bring out freedom発売
ほれ、来ましたよ遂に。
皆のアイドル、
井上 樹一郎 、さんじゅう…
…さんじゅう何歳だっけ?
が、スタッフとして動いてくれるようになりました。
実は前々から俺はキーチロにスタッフやってくれないかって、ずっと言ってて、
「いや、俺はまだ客でいたい」
と一点張りで、全断りされてたんですけど、
このタイミングでまた誘ってみて、
しばらく考えた後、手伝ってくれる事になりました。
何度言ってるけど、キーチロはずっと昔からBoobie Trapを見ていて、言うたらBoobie Trap最古のお客さんと言っても過言ではないんですね。
まぁ元々知り合いなんですけど。
Ride on~が出た時もキーチロに一番最初に聞いて貰ったり、まぁ色んなアドバイス貰ったり(お客さんです)。
まぁ普通に仲良かったしね。
だから決めてくれた時は割と本気で嬉しかったな。
んで、Bring out freedomのレコーディングとなるんですが…
あ、そうだ。
このCDからSTARTING YOUR ENGINEなる、自分達のレーベルが出来たんです。
CDを出したいけど、前のレーベルは抜けちゃったし、自主でやるにはキツい…
と困り果てていた僕たちを夏目さんが心配してくれて、トムさんに相談をしてくれまして、
俺らと、トムさんと夏目さんとFADの橋本さん(横浜横須賀トップ3)で会議をし、
FAD内のレーベルとしてCDを出せることになったのです。
もう本当に頭が上がらなすぎて地面に頭が付きそうです。
まぁレコーディングは、これまた地獄でした。勿論エンジニアはAxSxOさんです。
これも主にレコスタでは無く、ライブハウスで録りました。
ドラムは、もう無くなっちゃったけど木更津のgraphってハコで録って、
ギターと歌は新代田FEVER、
ベースはトムさんの家。
えぇ、トムさんの家の部屋で録りました。
僕はベースの音などに何もこだわりがございませんので、アンプに繋がないでも大丈夫なんです。
これまた夏場だったので締め切った部屋で緊張と暑さで汗だくだく。
失敗に失敗を重ね狂って、
アソウさんに
「ワンピースこっからここまで読む間に弾けなかったらレコーディング中止ね」
と脅されたりしてました。
1 Bring out freedom
もうこの曲が出来て以降のライブでやってない時あるのかな?って位ど定番ですね。
ただこのアルバムの曲の中で一番最後に出来た曲です。
これまたレコーディングの開始を控え、8曲録る事も決まっていました。
ただ前前日くらいになってもあと一曲がどうしても出来ない!
と困り果てた作曲チーム(俺とポール)。
これはもうショートチューンを作ってごまかしてしまおう!
と作戦を練り、
「俺今日仕事休みだし、スタジオ入って速攻作っちゃうわ!」
と、ポールが言っていましたので、
仕事帰りにそのままスタジオに駆けつけた俺。
ドアから中を覗いてみると、
頭を抱えたポール発見。
あ…ダメだったくせぇな…
とすぐわかりまして、
二人で音を鳴らしていると俺の脳みそに作曲の妖精(not キーチロ)が降臨。
1分の曲が制作時間30秒で出来まして。
レコーディング前夜、これから木更津向かいますって時にツージに、
こんな曲出来ました、
と言って聞かせ、翌日ツージは何時間か前に聞いた新曲をレコーディングするはめになりました。
窮鼠猫を噛む、みたいな感じですかね。
え?何が?
2 Lovely Girl
これも定番曲ですね。ガールシリーズ最終楽章。
なんかメタルみたいなリフの曲欲しくね?(メタルの知識無し)
つって作った曲です。
なんか出来た時は大して好きじゃなかったのに最近好きですね。
3 Mr.Lonely
はい、再録きましたよ。
これ全然アレンジも変えてないんですね。
同じ感じで録りましたけど、RRLL.EPの時と雰囲気変わりましたね。
4 Never Escape
こちらポール作曲、
逃げちゃダメだソングランキング第1位と言っても過言では無いんじゃないですかね?
逃げちゃダメだソング他知りませんけどね。
歌詞の意味は知らないんですけど。多分逃げちゃダメなんだと思います。
お前ら、
逃げるなよ?
すいません調子に乗りました。逃げてください。
5 Don‘t Forget
Boobie Trapの曲の中で最も長い曲です。多分。
はじめ俺の頭の中ではもの凄くキャッチーなアレンジで考えていたんですが、
随分と自分の予想を裏切りエモい歌になってしまいました。
Ride on~ファイナル終わった後、僕のオヤジが亡くなりまして、そんな歌です。
僕はこれからもあなたへ向けて歌い続けます
僕の心の中にいるあなたへ
誰も知らない場所にいるあなたへ
みたいな歌詞だったかな?
ツアーファイナルで俺が勝手にエモの向こう側に旅立ってしまい、泣きすぎて歌えなくなるという最悪のハプニングが起きた曲ですね。
あれは恥ずかしかった。
まぁこの前のツアーファイナルでリベンジ果たせましたので良かったかな、と。
6 Baby I Love U
一曲前のエモさが嘘みたいな明るさの曲ですね。
まぁでもほら人生ってそんなもんじゃないですか?え?違う?
これは尾本オールディーズシリーズ第一弾です。
曲作りに頭を抱えていた尾本&ポール。
「オールディーズ風の曲ならいくらでも出来るのになー」
と言って適当に歌ったのがこの曲のAメロで、そのまま採用。
夏を感じるサウンドなので夏によくやります。
ただ、歌詞には一切夏なんて言葉も出てきません。
7 Beautiful name
これまた定番曲ですね。人の曲ですけどね。
ゴダイゴのカバーです。
恥ずかしながらオレこの曲の存在全然しらなくて、キーチロとドライブしながら
あー次何のカバーやろっかなー
って話してた時、キーチロがたまたまTSUTAYAでゴダイゴのベストを、借りていて、その時聞いて、
あ、これやろ。
ってなりました。
なんか、初めて聞いて、いい曲だなーって感じじゃなかったんてすけど、カバーしやすそうだなって思ったんです。
ビビビっと来たんですね。
「私ビューティフルネームがブービーの中で一番好きです!!」
とか言われると割と複雑ですよね。
イントロのベースはモーニング娘を意識しました。
8 Memories
こちらもポールの曲。
これもいい曲なんですがレコ発ツアーで一度もライブでやらなかったという伝説を持つ曲です。
何故やらなかったというと、
俺がいつまで経ってもコードを憶えられず、弾けなかったから。
こんな奴がCD出してるなんて世も末ですね。
今ではたまにやりますね。
実は国民投票ランキング上位の曲なんですよ?
ランキングとか知らないですけど。
歌詞の内容は好きな人と別れて未練たらたらのお話。
また会えたら楽しくお酒でも飲めたらいいね、みたいな曲なんですよ。
で、ツアーに行くんですが、
ブログ更新中に誕生日を迎えるという悲劇が起きた為これにて今回は終了。
また後で更新します。
ってこんなに一気に書いたら読むのも疲れるわな。