社会生活不適合者
昨晩、今までの部屋で夜に響いてた奇声や、隣でむさぼる煎餅の音に馴れてしまったためか、
あまりにも静かな307の病院の雰囲気が妙な感じ(これが普通)がしてしまい、なんだか眠れなかったので、リハビリの意味も込め夜中の散歩に出掛ける。
どうやら入院に慣れた人に聞いた話しだと、正面玄関が閉まる0時までは比較的自由に外にいていいという情報を得たので。
まぁこんな16号沿いで、磯子という微妙な土地には娯楽施設は勿論、人の通りも多くはないので散歩しがいまるで無し。
仕方がないのでぽっこり出てた三日月を眺めてぼんやりタバコを吸う。
思い返してみれば、事故った日も月がやたらと綺麗なせいでよそ見をしてしまい見事にメガンテしてしまったわけです。
昔から月の魔力というか、そういうのあるらしいですし。
満月の日には犯罪やら事件が起きるとか。
ですから事故は月のせいだろうと。
皆さん飲酒運転はやめたほうがいいですよ。
んで23時前に外にいるというだけでヤンキー気分(鬼爆)味わっていたが、駅を見ると余裕で電車は運航中。
なんだか世の中に見捨てられた感を覚える。
はたしてこんな超健全な生活を送ってて、退院してから社会復帰出来るのか不安になる。
まぁなんとかなる。
んで部屋に戻って、ツージが持ってきてくれたロトの紋章を読み始め、結局全巻読破してしまう俺は充分不健康体。
で、朝の目覚めは辛かったが起きて飯を食い、ぽけぽけする。
んでいろいろやる事やって、昼飯を食う。
んで今日はなんと入院してから初の風呂なんです。
物心ついてから今まで、ここまで風呂に入ってない(18日間)のは初。
久々の風呂は泣きそうになる位気持ち良かった。
これでもかという位洗いまくった。
病室に戻ると仕事に行く途中にマッツンが寄ってくれたらしく、すれ違いになったが見舞い品としてタバコとトマトジュースを頂く。サンクス。
てか今日は、お見舞いブーム再燃か?!と、勘違いしてしまう位、人が来た。
昼にヤマウが来て、リハビリに行って戻ると亮ちゃんがきて、喫煙室で話してると、いっちゃん、ユキ、ブンゴ、キーチロ、イコマ氏、ケータロ。
喫煙室の人口密度が半端じゃなかった一日でした。