二日目(手術マン)
昨日の夜から一切のものを口にしちゃ行けないとの事なので朝起きたところで別に飯も食えズ。
とりあえずする事も無いので前にいた人の忘れ物のエロ本を読みふけり地味に勃起大戦争。
久々に見るエロ本っつーのは久し振りにする恋愛によく似てる。
そうだねプロテインだね。
まぁエロ本何かはそんなに時間が持つはずも無く、持ってきたBoobie Trapのライブをラインで取ったMDを聞くものの、何回聞いても凹む以外無し。
ライブのビデオとかでは無く冷静にイヤホンから流れてくる音だけを聞くと聞けたもんじゃない。
最低だ。
下手すぎる。
ウンコがした屁みたいな感じだ。
高校生と何も変わらないじゃねーか。
こんなバンドが近くにいたらまず2ちゃんにでも晒すわ。
まぁやるしかねーな。
そんな感じで決意を固めた後は耳を癒す為ボブ先輩を聞きながら昼寝。
で起きると看護婦からT字帯(破廉恥な勝負下着みたいなもんだ)を着けろと言われビシッと履いて男レベルUP。
そして点滴投入。
その点滴なんだけど残念ながらノコノコに似てる看護婦が失敗をして血管に刺せなかったらしく、みるみる左手がパンパンに。
こんなんじゃお嫁にどころか風俗にもいけねーじゃねーか。
さすがヤブ。
そんな感じで点滴を自分で引っ張りながら自分で手術室に向かう。
何だか健康的な状態で手術室に向かうのは変な気分だ。
で、一人で手術台の上に寝転がり、尾本ストリップ開始。
素敵な弛んだ肉体を看護婦達に披露し、身につけているものはT字帯のみ。
スケベな格好しやがって!
そんな感じで今回も点滴のとこから麻酔投入。
負けねぇ!という強い気持ちを持ちながら麻酔と戦う俺。
頭の中にはオザケンが流れていました。
で結構頑張って、医者が
「そろそろガスも使おうか」
と言い、これはいい勝負だと思った矢先死亡。
そして目が覚めた時は既にベッドの上。
こんな麻酔が世間に普通に出回ったら、「初体験はレイプです」、って言う中学生が8割強になるかと。
そして俺を襲うは傷の痛み。
何だか前回より全然痛いんです。
それも夜まで気道を狭くしない為に枕使用禁止。
金沢区の中でも有名な位枕にうるさい俺としては死活問題だ。
枕の無い睡眠なんてライムの入れないコロナ、もとい江ノ島の無い湘南みたいなもんです。
と言いつつも夜まで爆睡。
夜中に目が覚めて、枕を与えられ、しびんを与えられる。
金沢区の中ではかなり有名な位しびんを愛してる俺は大喜び。
やっぱり普通に自分の部屋用にしびんを買おうと誓う。
あと、俺の体内に入ってた金属を貰ったのだが予想以上にでかくてびっくりする。ドラムのスティックよりはゴツいですね。
で枕を与えられて頭の位置が高くなったので無理してDVD鑑賞する。
本日はMrインクレディブルを鑑賞。
なかなか面白かった。
見終わった後普通に寝ようと思ったが今までにいくら何でも寝すぎたらしく全く眠くない。
さらには寝すぎたせいで腰が痛すぎるという障害のせいで眠気も飛ばされてしまう。
結局そんな感じで朝4時まで寝れず。
で朝6時に起きて看護婦を無理矢理呼んで車椅子を用意させて外に出て久しぶりのタバコに涙を流す。
また今日から暇な日々が始まるぜ。お見舞いプリーズ。