ベースが嫌いなベーシストの日々-改-

Boobie Trap、ベース、ボーカル、弾語り、セレクトファイブ's、グラウンドニーニー、尾本のブログ

無題

今日あたりにでも久々にブログを更新を考え、チンコーとかそんな話を書こうかなと思ってたのですが。


そんな事書けなくなってしまいました。



僕の愛犬のケイが昨日から調子がおかしくて、かなりヤバめだったので、親が今日病院に連れて行った。


で、明日に手術が決まった。


病名は乳癌。


結構ヤバいかもしれなくて、子宮まで膿がたまっているかもしれないとの事。


医者のファックな発言としては、膿みが肺まで行っていたら諦めた方がいいとの事。



親からメールが来て、返事とか何て返せばいいのかわかんなくて。


俺が今すぐ帰ったところで何も出来ないし。


一緒にいてあげるって言ってもウチの犬は俺の事嫌いだから近寄ってこないし。



こんな無力感は初めてで。


誰にこの話しをしていいのかもわかんなくて。


でも話は聞いてもらいたいんだけど、でも何を話したらいいのかもわかんないし、言った瞬間絶対泣くから言えないし。


とにかく会社の近くの蕎麦屋でビールを飲んで。


で、普通に乗ってゆくり帰ってきました。


電車の中でいつも聞いている音楽をウォークマンで流しても、曲はどんどん通り過ぎていくし、むしろ腹が立ってくる。


で、イヤホンをはずしたらまた俺の気持ち悪い部分のが出てきて涙しかないわけです。


周りの人はウンコがゲロ吐いてるような光景を目にしたかのような、軽蔑のまなざししかありませんでした。


別に死ぬって決まったわけじゃないけど、やっぱりそんなの想像もしたくもないし、無理なのはわかってるけどずっと一緒にいて欲しい。


そんな事考えながらずっと家の前に着いてるんだけどドアを開けられなくて。


やっと気持ちが固まって家に入ったらやっぱりケイはいつもよりは小さな鳴き声で俺を迎えてくれて。


別にガンが治ってる訳じゃないんだけどどっと安心しちゃって俺が泣いちゃって。


でもケイは俺の事が嫌いだからすぐどっか行っちゃったけど。



果てしない程の自分の無力感。


いつもだったら俺には歌があるとか、ロックがある、とかフェイクな事言えるけれど、今はそれがどうしたって話


歌を歌ってガンが治るわけがない。


良い曲が書けてもガンは治らない。



とにかく本当に何も出来ないけど、意味があるかなんてのも知らないけど、俺が出来るのは手術が上手く行く事を祈るだけだ。


悲しいのは本当に嫌だから