ベースが嫌いなベーシストの日々-改-

Boobie Trap、ベース、ボーカル、弾語り、セレクトファイブ's、グラウンドニーニー、尾本のブログ

昨日の続き

本日は風邪で会社を休み、家で弱ってました。


今年の風邪のポイントはゲロです。


昨日夜無理して食った馬刺が昼になって出てきました。


僕は小さい頃から風邪をひくとすぐに吐く。

熱は大して出たりはしないが、とにかく吐く。



ていうか昨日行ったレセプションみたいなものは今思うともの凄く面白いものだった。


昨日も書いた通り、勿論内容は面白くないし、言ってる意味もわからない(全部英語)、あんなもん日本訳がついたってわからない。


なのに必死に喋り続ける外人(彼を太郎と呼ぼう)。


多分太郎が喋っている内容は画期的なのだろうが、あれは馬に念仏を唱える事がかわいく思える位の哀れさだった。


参加人数は五人だが、そのうち一人は太郎の言っている事を理解出来ているらしく、必死にノートパソコンにカタカタとメモを遺していた。


俺の予想では俺含め、四人はサクラ。


その内二人は机の上に眠気覚まし用にミンティアを置いていたため、多分プロのサクラだと思われる。


まぁそのサクラたち、完全に話聞いてません(俺も)。

絶対英語わかってません(俺も)。


一人なんか寝てました。



そんな風景を見てるとなんだか太郎がどんどん可哀相になってくるんです。



必死に開発したであろう画期的なソフトをわざわざ外国から遥々日本まで来て説明をして、


太郎:「ドーデスカー!ジャパンノミナサーン!スゴイデショー!」



客:「すんげー!!!

太郎!!太郎!!太郎!!太郎!!(鳴り止まない太郎コールは30分続いた)」



みたいな感じを想定きたのかもしれない。


なのにこの現実。


地方でライブをして、客二人とかより絶対辛い。


いくらなんでも太郎が可哀相すぎる!


ところどころで太郎が


「any question?」


みたいな事をいうが、


「どうやったら英語喋れるようになるんですか?」


と、トンチンカンな質問しか出てこないので、目を合わせない事に全力を尽くす。



全てが終わった後、太郎は蛍の墓のセツコみたいな目をして、


「ねーねーこの人たちえーごしゃべれるん?」


って言いたそうだったので目を合わせず会場を後にしました。



結局太郎の本名すらわかりませんでしたが、あの空気は面白かった。


↑頑張りますかー!な、コータロー