ベースが嫌いなベーシストの日々-改-

Boobie Trap、ベース、ボーカル、弾語り、セレクトファイブ's、グラウンドニーニー、尾本のブログ

9/3 下北沢SHELTER

(思いのほかクソ駄文&長文なのでもう帰ってもらった方がいいです)

 

 

どうも皆様ご無沙汰しております。


家から原宿までの通勤中です。(マジでクソ遠い)

 

メーガン・トレイナーを聞きながら電車に乗っています。

 

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この曲、タモリ倶楽部空耳アワーで初めて聞いて凄くいい!と思ってからダウンロードしたんです。

 

この「Title」という曲。

 

程よいオールディーズ感、

自然に肩を揺らしてしまうほどの躍動感、

聞いている時に目が合った人に対して無意識にウインクしてしまうほどのポップ感、

 

 

歌詞を覚えてばっちり歌いたい!

 

という位好きなんですが、この曲途中から転調するんですよ。

それもゴリッゴリの転調。

 

それまですげーポップ、軽快なメロディーの波が押し寄せてるところに、突然いきなりのヒップホップ感。ラップ。

 

その後また元の曲調には戻るんですが。

歌詞を見ながら聞いてると、急に突き放されるのでおじさんはパニックになってしまいます。

必死に歌詞を追うも舌が回りきらず噛み切りかねない。

 

この曲を例えるならば、

 

 

 

小学校中学校の時、真面目で地味だった学級委員長。

 

そんな彼女に僕はずっと恋をしていたんだ。

 

でも周りに言うとバカにされそうだったし、俺までからかわれそうだったから、誰にも言わず、皆と一緒になって彼女をからかってたっけ。

 

高校は別だったし、連絡先も知らなかったら中学の卒業以来会わなかったし、会えていなかった。

 

高校も卒業して、成人を迎えた時に小学校の同窓会が開かれた。

 

「そういや学級委員長のこと聞いたか?」

 

と友人に言われ、僕は知らない、と言った。

 

「あいつ今AV出てるらしいぜ!」

 

………!!!!

 

「それも黒ギャル痴女系!!!」

 

……………!!!!

 

ま、マジでこの数年の間に何があったんだ?!?!?!

 

委員長は同窓会には来ていなかった。

 


数年後、久しぶりに実家に顔を出し、その帰り道、何年ぶりかに使う駅のベンチに座り、物思いにふけっていた。


その時、気付けば目の前に人が立っていた。

 


「久し振りだね」

 

びっくりしすぎて心臓が飛び出そうになった。

視線を上にあげるとそこにいたのは委員長だった。

 

あのAVの噂以降、必死にレンタルビデオ屋のAVコーナーを捜索するも見つからず、インターネットを駆使するも見つからず、
結局噂に過ぎなかったのか、はたまた真実なのか。

結局真相は闇の中だった。


今僕の目の前に立っている女性は、
中学の卒業以来の対面だがその姿は僕のイメージの中の委員長そのままだった。
そのままという表現はおかしいのかもしれない。


僕のもっている委員長のイメージをそのまま大人にした姿というべきか。


とりあえず噂であった情報とは違い、黒ギャルでない事は一目瞭然だ。


彼女はそっと僕の隣に腰かけた。
はじめは驚きもあり、無言でいた僕も、一旦しゃべり始めると、会っていなかった時間を取り戻すかのように喋り始めてしまった。

 

彼女は僕の面白くもない話を、そっと頷きながら、時に微笑みながら聞いていた。


そして委員長に、最近はどうしてたの?と聞くと、

少し沈黙があった後、話し始めてくれた。

 

どうやら会っていない間に物凄く色々な事があったらしい事がわかった。

 

彼女の父親プロボウラーだったらしいがある時に手を骨折。

そこからプロボウラーには復帰が出来なかったらしい。

自暴自棄になった彼はギャンブルにはまり絵に描いた様な堕落の人生を送ったらしい。

 

散々借金を増やしたところで父親は蒸発。


母親は元々いた不倫相手と子供達をほったらかしにして新しい生活を始め、委員長は一人で兄弟3人の面倒を見ながら働きながら大学に通っていたこと。

 

派遣社員として働いていた派遣先の上司からはセクハラを受け続けていた事。
しまいには上司の責任をなし付けられクビにされてしまった事。

 


そして今日委員長はこの街を出るという。

 


昔蒸発してしまった父親が長野の山奥でひっそり暮らしている事がわかったらしいが、父親認知症を患っているらしい。


その父親の面倒を見るために彼女は今の生活を捨てクズな父親の介護をしに行くというのだ。

バカなのか?はたまた本当に天使なのか?

 

「どんなダメな父親でも、やっぱり、父親だから」


彼女は昔から変わらず素敵だった。人として本当に素敵な女性だった。

 

「じゃ、もう行くね」

 

とベンチから立ち上がった彼女に僕は最後に、


あ、あの…え、AV出てたって、、ホント?

 

 

少しの間があいて、困った表情をしながら彼女は頷き、


「うん。一回もの凄い自暴自棄になった時期があってね。飲む、打つ、買われる、日サロ、ネイルみたいな感じだったの

まぁその時の…

 

今はいい思い出…かな…?

 

代表作は

委員長が黒ギャルになって出会って5秒で合体 vol3

だよ」


と、それだけを言い残し彼女は去っていった。

僕は少しだけ呆気にとられた。

 

ただ僕は思う。

 

結局人間なんて生きてるうちに何があろうとも、本質は変わらないのだ。
どんなに道が逸れようとも。結局は元に戻る。

 

AVに出ようが何しようが、委員長は委員長だった。そしてこれからも。

 

....


っていう感じの曲調の曲です。

よかったら聞いてみてください。って曲説明長すぎるわ。それも全然ちげーわ。どうでもいいわ。文字数キモいわ。それももうとっくに会社着くわ。

 


TITLE - Meghan Trainor [Official Video]

 ※空耳アワーではサビの部分で、

「君が茶色茶色 今度君が茶色茶色」

になってました。

 

 

そんなわけで久し振りのブログの更新になります。書き慣れてなさ過ぎて寄り道しすぎました。


改めましてBoobie Trapの尾本という人間です。

 

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(アプリに、ようこそ!とか言われる始末)

 


ブログを更新していない年月でいうとほぼ、

 

 

 

2年。

 

 

 


浪人でもしてたんですか?というほどの年月であることは僕もわかっています。

人によっては、長い2年、あっという間に過ぎていった2年を過ごした方もいるでしょう。

 

僕はまぁ別にどちらでもありませんでした。

 

この2年の間はそうですね…あんまり特にこれといってまぁ…。

 

子供がもう1人産まれたくらいですか?

 

 

まぁ大したことではないでしょう。

 

 

そんなわけで本題に参りましょうか。

 

最近諸事情によりライブの本数が激減。

完全にレアポケモン化しているBoobie Trap。

 

バンドの問い合わせメールに

 
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こんな問い合わせが来るほどです。

 

してません、

 

と返事しましたが、ドメイン解除されていなかったのかメールは返って来ちゃいました。

 

まぁそんなBoobie Trapですが、

先日9/3は愛すべき後輩ミセチンこと、Mrs.WiENERのレコ発東京編にお呼ばれしてまいました。

 

最近は前に比べてライブの本数が減ったこともあり、一本一本のライブへの愛情が果てしないんです。

 

 勿論この日も例外ではなく、ちゃんと前もってセットリストも組んで、この日のためにしっかり練習を重ねてきました。(スタジオ一回)

 

だが、不幸にも8月月末から僕は風邪っぽく体調がなかなか優れませんでした。

 

まぁ2日あれば治るだろうと、仕事を普通にしていたのですが、ライブ前日、朝起きてみると何かが変なのだ。

 

 

…?

 

ぁ…

 

 

 

 

 

声が…

 

 

 

 

 

遅れて…

 

 

 

聞こえるよ…

 

 

 

じゃない。(文字にすると全然伝わらないなこれ)

 

 

声が驚くほど全然出ない。

 

そして喉を襲うは激is痛。

ラヴイズオーバー。

 

 

これはマズい気がする!!!!

 

とのことで、運良くいつもお世話になってる耳鼻科が土曜日でもやっていたので烈&豪。

 

激混みの中、心を無にし、三時間待たされて診察。

 

先生が喉を見て

 

「あっちゃー」

 

 

「尾本さんバンド活動は次いつなの?」

 

明日です(超かすれ声)

 

「諦めて下さい」

 

 

バカ!何いってんだこのハゲ!

 

とは思ったが、わなわなしながら、

 

奇跡的に明日治ったりしないですか?(虫の息)

 

 

「まず無いです(キッパリ)」

 

 

ちょ、ちょ、ちょ、

 

 

チョベリバー!(初めて使ったわ)

 

完治には一週間はかかると衝撃的な宣告をされて激凹みで帰宅。

 

家についてからは数え切れないほどのうがいにうがいを重ね、

 

飯食って、薬を飲んでは、寝。起きて飯食って、薬飲んでは、寝、のような相撲部屋生活を行い、

 

そして迎えた当日朝、

 

これがまさかの、

 

 

 

奇跡なんて起こるはずもなく、なんなら酷くなってる始末。

 

まだ対処法があるかもしれない…!

 

と、朝一休日診療所的なところに行って診察するも、お前はすでに死んでいる、とケンシロウ的発言しかされず。

 

そんなひでぶな俺は朝から鬱。

 

 

冷静になって考える。

 

 

今まで声が出づらい、喉の不調の時にライブをやった事は何度もある。

自転車で爆転びして全身打撲のおかげでクソ小声で歌ったことだってある。

 

ただ今回は今までとはレベルが違うのは一目瞭然だ。(一喋瞭然?)

 

普通に喋ることも出来ない男がどうやって歌うことが出来ようか?

 

だけど、俺はボーカリスト

奇跡を起こしてこそボーカリスト

 

 

と、試しにシャワーに入りながら全力で声を出してみる!

 

「ウォーー!!!」(メロコア的な手を挙げる系wowー!感あるやつ)

 

 

と出すも、実際は

 

「…………!かぺ………!」

 

あれ?

妖精?

いる?

 

 

奇跡やっぱり起きず。

 

これは歌えないぞやばいぞまじで…

 

ここで頼るはメンバー。

 

とりあえずバンドのグループLINEに、

 

未だかつてないほどの喉の不調が僕を襲っています、

 

と、だけいれると、とりあえず合流する事に。

 

そこで対処法を決めようと。

 

基本的に僕は考えすぎる性格なので、

 

今日に関してはもうキャンセルするしかないのかもしれない

だけどせっかく呼んでくれたミセチンに申し訳なさすぎる

かといって無理矢理ステージにたって声が妖精の囁き以下の奴が歌っても失礼だし…etc

 

あー!!! 消えてなくなりたい!!! 

 

 

 

となってるところ、3人で合流すると、

 

 

 

自然な流れで、ポールが歌うことになりました。(クソ端折り)

 

 

といいつつも皆様知っての通り、ポールはメインボーカルなんてやったことないし、正直不安だ。

 

けどメンバー3人で決めたことなので、ここでの奇跡を信じる以外は道はない。

 

行きの車で、ポールが歌いながらギターを弾ける曲のリストアップの為、ひたすらBoobie Trapを聞きまくる。

 

そしてこれならギリギリ行けるかもしれない!

と決まったセットリスト。

 

当初のセットリストとはがらりと変わったし、曲も少なくなった。

けど課題は死ぬほど増えた。

 

なんと言ってもポールへの負担がいつのライブの400倍位だ。

 

ドキドキしながらとりあえずリハーサルをやってみる。

なーに、俺らだって長いことバンドやってんだからこんくらいのアクシデントはアクシデントなんていわねぇよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに不安が増す結果になってしまいました。

 

 

Boobie Trapの大将であるツージが

 

 

「やべぇなこれ…」

 

 

と、ぼそっと言った事により、さらなる不安感に襲われる俺。

 

ただ、でもやるしかない。やるなら今しかねぇ。

 

とりあえずTwitterで告知をする。

 

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この告知をしてから予約が増えた。なんでやねん。

 

ポールは下北沢に着いてから本番始まるまでひたすらに歌い続けてた。

 

 

 

俺は体調が悪いので寝てました(緊張感ゼロ)。 

 

 と、迎えたスタート。

 

Track'sから。

初めて一緒にやるバンドだったけど凄く良かった。 

若さにも満ち溢れていて、悟空とクリリンを見守る亀仙人の気持ちが少しわかった。(?)

 

そして続くはデイトリ。

ホント相変わらずの最速感&最高感。

デイトリ聞きながらキャベツの千切りとかしたら無茶苦茶早く切れそうな感じしますよね。

 

そんなこんなで僕たちBoobie Trap。

楽屋でポールと俺は熱い抱擁を行い、お互いを高め合い、ステージに上がりました。

 

とりあえず、

 

 

 

面白かったです。(感想薄っ)

 

セトリ

1 Cutie Girl

2 Fly with me

3 Hangover(ゲストコーラス すあま)

4 Wonderful Time

5 Do you wanna dance

6 Beautiful Name

7 Bring out Freedom

 

 

ライブが終わった後ツージとポールと、あんなに固い握手をした事はありませんでした。

 

バンドって凄いなって思いました。

ていうかこのバンドの事俺ホント好きだなって思いました。

 

1人ですげー弱気にライブキャンセルかも…とか思ってたけど、あの二人からキャンセルなんていう言葉は一度も出なかった。

 

ホントそんな風に考えてた自分がバカみたいでした。

メンバーへの感謝の気持ち半端なかったです。

 

 

ただライブが終わって力が一気に抜けてしまい、体調激悪だったので、ミセチンを最後まで見れずに電車で1人帰る羽目になりました。

 

ホントに申し訳ない。

 

 

帰りの電車でBoobie Trap愛が溢れすぎてグループLINEに感謝の言葉を述べる私。

 
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(感動的なやりとり) 

 

そんなこんなで無事家に帰り、

 

 

体調を更に悪くしたあたいは3日間寝込むことにより職場に迷惑をかけましたとさ。

 

めでたしめでたし。

 

 

と、まぁこんな感じでした。

 

話は以上です。

 

ただ、正直このライブのリベンジはしたい。

 

 

 

 

と、まぁ次のライブは来月です。

また声が出なかったから次はツージが歌うことになるんですかね。

 

そんなこんなでFADで待ってます。

 

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もう髪の毛も長くないしこのアー写どうにかしたいですな。

 

 

ブログ長すぎて1日かかりました。